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道路の穴を見つけたらどこに連絡する?同じ国道でも、区間で窓口が変わる理由

道路の穴は、その道路の管理者(市道なら市役所、国道なら国道事務所)に連絡します。分からなければ#9910に電話かLINEで伝えられます。道路の種類ごとの連絡先と、通報で伝えることを解説します。

雨上がりの車道の端にできたポットホールを、歩道から見下ろした様子(イメージ)

道路の穴は、その道路の管理者に連絡します。市道なら市役所(区役所)の道路の担当、国道なら国道事務所か県の土木事務所です。どこの道路か分からなければ、道路緊急ダイヤル(#9910)に電話かLINEで伝えられます。事故が起きているときは110番です。

道路の穴を見つけたときの連絡先の選び方。事故やけががあれば110番。なければ、どこの道路か分かるときはその道路の管理者(市役所や国道事務所)に、分からないときは道路緊急ダイヤル#9910に電話かLINEで伝える。
図1 道路の穴を見つけたときの連絡先の選び方

どの道路なら、どこに連絡する?

道路の種類連絡先
市町村道市役所・区役所の道路の担当(電話、市のLINE通報など)
都道府県道県の土木事務所など
国道国道事務所、または県の土木事務所など
どこの道路か分からない道路緊急ダイヤル(#9910)

国道でも、国が直接管理するのは政令で指定した区間だけで、それ以外の区間は都道府県(政令市の中は市)が管理します(道路法第13条・第17条)。そのため、同じ国道でも、区間によって窓口が国道事務所と県の土木事務所などに分かれます。どの道路かは、番号の標識の形でおおよそ見分けられます。見分け方は国道・県道・市道はどう見分ける?で説明しています。

穴でタイヤやホイールが壊れたときは、通報とは別に警察へ届け出ます。その後の手順は道路の穴でタイヤがパンクしたら?にまとめています。

#9910はどう使う?

#9910は国土交通省の全国共通の番号で、24時間・無料でつながります。穴ぼこや路肩の崩れ、落下物など、道路の異状を伝える窓口です(出典: 国土交通省)。高速道路や国道のほか、県道や市町村道の異状も伝えられます。

2024年3月29日からは、LINEでも通報できます。国土交通省の公式アカウントを友だち登録し、穴の写真と位置情報を送ります(出典: 国土交通省)。電話で場所をうまく説明できないときは、LINEのほうが伝わりやすいでしょう。

ただし、県道や市道の通報は、夜間や土日祝日には対応が遅れることがあります。LINEの通報も、国が管理する国道と高速道路以外は、受信の確認が原則として役所の開いている時間になります。

市役所のLINEやアプリでも通報できる?

できます。多くの市区町村は、市道路の損傷を電話のほか、LINEやアプリでも受け付けています。広島市は、穴ぼこなどの連絡先を各区役所の維持管理課と案内し、市のLINEでも通報を受け付けています(出典: 広島市)。

福岡市も、LINEで損傷の種類を選び、写真と位置情報を送る通報を受け付けています。千葉市の「ちばレポ」は、投稿した損傷が地図に載り、市の対応状況も確かめられる仕組みです(出典: 千葉市)。

自分の住む市の名前と「道路 通報」で検索すると、窓口が見つかります。急ぎではない苦情や相談なら、国土交通省の「道の相談室」でも受け付けています。

通報するときは何を伝える?

通報するときに伝えることを上から見た図。道路名(国道○号など)、進行方向、道路脇のキロポスト、交差点名や店などの近くの目印、穴の大きさを伝えると、場所を特定しやすい。
図2 場所を特定するために伝えること

管理者は、場所が分からないと穴を見つけられません。次の3つを伝えると、担当者が現地で探しやすくなります(出典: 国土交通省、所沢市)。

  • 場所: 道路名、進行方向、近くの目印(交差点名や店)。キロポスト(道路脇にある距離を示す小さな標識)があれば、その数字も
  • 穴の大きさ: 幅と深さのおおよそ
  • 写真: 穴と、その周りの様子が分かるもの

近くに目印がないときは、スマートフォンの地図アプリで現在地を開き、表示された住所を伝える方法もあります。LINEで通報するなら、位置情報をそのまま送れます。

電話は、車を安全な場所に止めてからかけます。運転しながらかけたり、スマートフォンを操作したりしてはいけません。写真は車道に出ず、歩道や路肩から撮ります。

通報したあとはどうなる?

通報は担当の部署に届き、担当者が現地を確かめて、補修するか様子を見るかを決めます。福岡市の場合、区役所の担当課が通報を受け、必要に応じて現地を確かめます(出典: 福岡市)。国や県の道路と分かる通報は、その管理者に伝えています。

通報は補修の約束ではなく、管理者への情報の提供です。どの穴をいつ直すかは、管理者が現地の状況をみて判断します。管理者は日ごろパトロールもしていますが、同じ道を毎日見られるわけではありません。通報は、その間を補う大切な手がかりになります。

よくある質問

Q. 夜中や休日に見つけたら、どうすればいい? #9910は24時間受け付けているので、時間を気にせず伝えられます。市のLINE通報も24時間送れますが、受信の確認は平日の日中という市があります(福岡市など)。

Q. 通報した穴が直ったかどうか分かる? #9910のLINEは自動応答のほかに個別の返信がないため、結果は通報した人に届きません。ちばレポのように地図で対応状況を見られる仕組みや、福岡市のようにLINE通報の対応状況を毎月公表している市もあります。

Q. 私道の穴はどこに連絡する? その土地の持ち主に伝えます。私道は国や自治体が管理する道路ではないため、原則として持ち主が直します。#9910のLINE通報も、私道など私有地は対象外です。


道路を使う方へ:次に読む 道路の穴を自分で埋めてもいい?

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最終確認日: 2026年9月27日

参考資料

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